2021年3月14日 2021年度総会報告

池田市立カルチャプラザ

新型コロナウィルス感染拡大のため延期されていました総会が314日無事に開催されました。会場はいつものように池田市カルチャープラザでしたが、部屋が会議室だったためにやや狭く、中央のテーブルに出品株を配置する変則的なものとなりました。新型コロナ対策で全員マスクを着用し、窓も扉もすべて開け放つという、いつもとは違った光景となりましたが、久しぶりの集まりということで皆さん生き生きとして見えました。

 総会は藤井秀明副会長の司会で議事はすべて滞りなく進み、原案通り承認されました。

最後に、新しく副会長に就任されました愛媛支部支部長稲田明宏氏の閉会の挨拶で終了しました。稲田氏はこの日のために遠方よりお越しいただき、前日から宿泊されての出席となり、大変ご苦労をおかけしました。また香川支部支部長の藤本友彌氏も遠路はるばる会場にお越しいただきました。

 講演は西中国支部支部長橋本輝彦氏の「らんの自生地について」でした。本年度の会誌にも詳しい内容が掲載されていますが、中国、台湾、ボルネオで様々な自生地を回り撮影した貴重な花の写真をたくさん紹介していただきました。現地ではもちろん花に名札は付いていないので、なんという植物かわからないことも多かったようですが、橋本氏の説明からは植物に対する知識の豊富さが伝わってきました。なかでも私が一番感動したのは、台湾のコリバスの写真でした。もちろん私は実物を見たことがないのですが、小さいながら大変魅力的で、神秘的な花でした。やはり栽培はとても困難そうだと説明されていましたが、実物をしかも何種類も見ることができたのは素晴らしいことだと思いました。遠くからお越しいただき、このような素晴らしい写真を見せていただいて橋本氏には感謝の気持ちでいっぱいです。

 人気投票第1位は西岡清作さんのCll. Mizoguchi ‘Princess Kiko’でした。よく展示会でお目にかかる人気のカトレア交配種ですが、これほど大株で輪数も多く咲かせたものは今まで見たことがありません。西岡さんはコンポストに「ペレポスト」を使った独特の栽培法で、パフィオなども大変立派に作っておられますが、澤井会長から「栽培の秘訣は何ですか?」の問いに「水を切らさずに与えることです」と答えておられました。これまでの栽培の常識では、乾いてから水を与えるのが正しいやり方なのですが、その常識を覆すような栽培方法で見事に様々な種類を作っておられます。一度そのやり方を皆さんにご披露していただきたいものです。第2位は川辺佳津子さんのC. loddigesii ‘Collect’でした。色、形、大きさとも文句のない素晴らしい花が11輪も咲き誇り、圧巻でした。昔から大株作りで定評の川辺さんならではの素晴らしい作品でした。第3位は私のRlc, Pond Memory ‘ Pink Doll’でした。濃ピンクの整形花が7輪きれいに咲き揃い、自分でもよく咲いてくれたと思えるものでした。

 この他にも大変見ごたえのある作品がずらりと並び、参加された皆さんの熱心な花談義があちらこちらで見られました。出席者30名、出品数101株でした。

                                子安健司 記


☆ 人気投票結果


☆ 栽培賞・努力賞結果

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